魂の叫び
2007年 02月 23日
昨年、全国手話通訳問題研究会・冬集会(山口県にて開催)に行った時、購入したものの、ずっと眠ったままで目を通す事もなかった「聴覚障害者百人に聞きました」を、読んでみました。
これは、山口県ろうあ連盟 労働対策部と全国手話通訳問題研究会山口支部 聴覚障害者の暮らし斑 が共同で実施した「聴覚障害者労働実態聞取り調査」をまとめたものです。
読み進める内に、何とも言えない切ない気持ちになりました。
聞こえない人達が時折見せる聞こえる人間に対する壁…、寂しいと思っていた私でしたが、彼らの魂の叫びを目の当たりにして、それは仕方ない事なのかもしれない、
聞こえない人達が根底に持つ聞こえる人間に対する憎悪に近いような感情…、その意味がわかったような気がしました。
私は手話に関わる聞こえる人間として、どう生きれば良いのか、今、あらためて深く深く考えています。
by MarumiHappy
| 2007-02-23 02:22
| 手話